全ての鉄道ファンに捧ぐ
2015年から2016年にかけては鉄道ファンにとってビッグニュースが矢継ぎ早にやってきた年でした。
ざっと挙げてみても
- 北陸新幹線開通
- 北海道新幹線2016年開通予定
- 北斗星、トワイライトエクスプレスの相次ぐ廃線
- 在来線特急や急行列車の相次ぐ廃線決定
- リニア新幹線の工事区間の決定
など他にも細かいニュースを挙げたら枚挙にいとまが無いぐらいの年でした。また、鉄道の安全にも大きな警鐘が鳴らされた年でもありましたね。
さらに各メディアでは鉄男や鉄子と呼ばれるいわゆるディープな鉄道ファンの言動が大きな注目を集めた年でもありました。まさに2015年は鉄道ファンにとって大きな節目となったのではないでしょうか?
メディアの注目度が高くなったことで今年から鉄道ファンの仲間入りしたフレッシュな人も多かったことと思います。
そんな全ての鉄道ファンにとってすでに廃線となった路線やこれから廃線が予定されている路線の列車が線路を走る勇姿というのはいつまでも記憶と記録に止めておきたいものですよね。
そこで今回紹介したいのが「パシナ倶楽部」です。
この会社は鉄道DVDで知る人ぞ知る映像制作会社なんですよ。
鉄道の魅力全開!前面展望にこだわった映像メーカー
「パシナ倶楽部」の歴史は今から17年前にまで遡ります。特に鉄道ファンに人気が高いのがいわゆる「前面展望」と言われるアングルからの撮影。
「前面展望」とはその名の通り車両最前部からの撮影であり、運転手越しの風景が楽しめます。
しかし、そこはディープな鉄道ファンのための「前面展望」ですので単に風景を楽しむための映像ではないあたりがこの会社が作るDVDのすごいところ。
そんな「パシナ倶楽部」の5つのこだわりを紹介していきましょう。
・こだわり1:走行中はノーカットであること。
・こだわり2:不要な区間などないということ。
「そこに駅があれば住人がいて、そこをふるさととする人がいる」
このモットーを大切にして映像制作を心がけているメーカーにとって同じような景色が続くところを「不要」だからとカットすることなどあってはいけないことです。
・こだわり3:脚色はしないこと。
純粋に鉄道が走る雰囲気に浸りたい鉄道ファンにとって余計な脚色は不要です。映像を見る人がそれぞれのストーリーを持ちながら、その列車に乗っている気分を楽しんでいただけるように無駄な脚色はしないように心がけています。
・こだわり4:ナレーションや解説は必要最小限にとどめること。
鉄道ファンにとっては列車が走る走行音は楽しみの一つです。だから走行音を邪魔するようなナレーションや解説は必要最低限に止めています。
・こだわり5:素材を提供すること。
鉄道ファンや列車旅が好きな人にとって列車は単なる移動手段ではなく旅の目的そのものです。
だからその「列車の持つ雰囲気をそのまま楽しんでいただけるための素材」として映像を提供することに細心の注意を払っています。
そう、つまり「鉄道ファンが鉄道ファンのために作ったこだわりの前面展望に特化した映像資料」を作り続ける唯一無二のメーカーが「パシナ倶楽部」なんです。